2024-04-26

魚と蕎麦

 昨日は蕎麦を食べた。

 私は旨い/まずいの判断がちゃんとできる方だと思っているのだけど、蕎麦に関しては旨い/まずいが実は余りよく分からない。というか、単にまずい蕎麦を食べたことがないからかもしれないけど、それでもみんなが旨いという蕎麦を食べても「そんなに旨い…?」って思ってしまう。ひねくれてるとか逆張りとかじゃなくて、多分蕎麦の味が分からないんだろうと思う。だから、どの蕎麦も同じに感じてしまうというか。違いそのものは分かるんだけど、「でも、旨さという点では別にどれも同じじゃない?」ってなってしまう。

 そして、魚も結構そういう傾向にある。「みんなが旨いと言うであろうもの」は分かるけど、食べていて美味しいと余り思わない。まずい魚はさすがに分かるけどね。でも「この魚旨い」って思うことが余りない。「ふーん」ってただ食べるだけ。

 特に刺身。「言うほど旨いか?」って思うことが多い。「まずくはないけど、でも旨いとも思わんわ」と思うことが多い。スズキの塩焼きとかは好きだし美味しいと思うから、魚に関しては生魚に美味しさを感じないのかもしれない。「生魚が苦手な人」はいるけど、別に苦手なわけではない。生臭いとか食感がどうとかはまったく思わない。ただ単純に、美味しいと思わないだけ。あれば普通に食べられる。普通に焼いたりした方が美味しいよね?っていう。高知で食べたかつおのたたきも旨かったしね。